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セガ魂

 俺は、SG-1000シリーズの頃からのセガマニアだ。小学校の頃、親がファミコンと間違えて、セガを買ってきたことが全ての始まりだった。俺はみんなと違うゲーム機を持っているということで、疎外感のようなものを感じた。そこが、俺のマニアック精神を生み出すバネとなったのかもしれない。その後もマークIII、メガドラと、俺はなぜかセガ・ハードを買いつづけていた。すぐにハードチェンジする無茶苦茶な性格も、セガの愛嬌であったが、どうしてこうもセガにこだわってしまったのか。ファミコンの方が圧倒的シェアを誇っているのに、なぜだろう。俺はセガの反骨精神に惚れたのだろう。


 セガと出会えなかったら、俺は普通の凡人だったと思う。セガだから、あまのじゃくに生きられたのだし、セガだから根気というものを学んだのだし、いってみれば、セガは俺の恩人だ。


 中学時代は、セガ一筋に生き、友達の前でもセガ以外の話題はまったく口にしなかった。セガがどんなに馬鹿にされようとも、俺はセガを応援しつづけた。馬鹿にされても自作マシンで攻めてきたセガが俺は好きだった。無数のサードパーティに支えられたファミコンにたった一人で対抗しようという余りにも無謀すぎる意気込みに男の意地を学んだ。
 自分の部屋の壁にマジックでSEGAと落書きしたときにはさすがに親に叱られた。俺はとにかく凄まじいマニアックぶりを見せつけていたのである。


 やがてメガドライブが発売され、セガがだんだんと家庭ゲーム業界での勢力を増してきた。当時は任天堂とNECで壮大なる三国志対決を繰り広げていたものだった。専門雑誌での読者コーナーはそれこそ熱いバトルの連続だった。「BEEPメガドライブ」なるマニア向けのイッてる本もあった。俺もそれに100枚くらい投稿した(一度も載せてもらえなかったけどよ)。


 メガドライブには数多くの名作があった。「ゴールデンアックス」「ザ・スーパー忍」「ミッキー・マウス不思議のお城大冒険」などなど・・・。また、ゲーセンのゲームが遊べるハードはセガだけだった。
 でも一番凄かったのは「レンタヒーロー」。たぶん一番セガらしい作品。俺の人生を大きく動かした名作ゲームである。俺はそれでゲームで初めて感動というものを覚えた。シナリオがとても面白かった。高校受験のときも、勉強よりも「レンタヒーロー」にはまっていた。さすがは楽しさ無限大セガ・エンタープライゼス。最近社名がかわってちょっとロマンが落ちたが、ま、覚えやすくなったからいいだろう。
  ところで、こだわりだが、俺が好きなのは「SEGA」ではなくてあくまで「セガ」だということを知っておいてもらいたい。「セガ」という大カテゴリーの中に「SEGA」という小カテゴリーがある。俺の前で「セガ」を「SEGA」と書くな。俺が愛しているのはセガそのものなんだ。


 今はセガにはドリームキャストがある。高性能で、しかもネット対戦ができるすぐれもの。プレイステーション2なんかに負けてたまるか。ゲームの開発力ではセガが何が何でも世界一なんだ!
 熱い。セガは熱い。セ〜ガ〜。(2000年執筆)


 ハード撤退の発表をきいて、生きる喜びを失ったような気がしたが、でも今は違う。セガのゲームのクオリティを見ても、世界一のゲームメーカーであることは一目瞭然だ。今後は分社化した会社それぞれがライバル会社となって、もっともっと革新的ゲームやゲームの本質にこだわったゲームを発表してほしい。セガは永遠だ!(2001年追記)