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日本ゲーム大賞に輝く史上初の家庭用ネットワークRPG

ファンタシースターオンライン

2000年12月23日発売 ロールプレイングゲーム
開発グループ:ソニックチーム
ネットワーク機能対応

7年ぶりとなる「PS」最新作。シリーズを手掛けた最重要人物のひとりであるソニックチームの中社長がプロデュース! なんとコンシューマ初のネットワークRPG。今までのスタイルはいっさい塗り替えて、全く新しいタイプのRPGとして生まれ変わっている。オンラインで世界中の人たちと一緒に冒険ができる。これは「ファイナルファンタジー」「ドラゴンクエスト」「ゼルダの伝説」ら競合相手を抑えて、日本ゲーム大賞を受賞。これが初めてプレイしたオンラインゲームになったというユーザーも少なくはなかった。ここからセガの世界に入った人も多い。まさしくこれは2001年で最も光り輝いていた、新時代幕開けを告げるゲームである。セガファンとして何より嬉しいのは、この名作ゲームが「ファンタシースター」の名前を冠していたことだったろう。

これがほんとに凄い。これをプレイしたときにはインターネットの可能性の無限性を痛感したものである。町をたった一つだけにしてしまい、ストーリーもまるっきり新タイプのRPGにして、その野心的なところが功を奏している。ソード系の武器やガン系の武器など、武器も多彩。武器を集めるだけでも楽しい。また一番楽しいのはネットにつないで見知らぬ人とわいわい盛り上がりながらプレイする楽しさ。「援護してくれ」とかしゃべりながらの戦闘は実に気分壮快。いやはやほんとに驚くべきゲームだ。

バージョン2の「チャレンジ」モードは真の意味で本当のRPG。チャレンジモードではパーティ4人が協力しあわなければクリアできない。絶対に死ぬわけにはいかないという緊張感が冗談抜きにゲームを盛り上げる。

なかなか「PS」ファンを泣かせる演出もある。敵キャラの中には懐かしいキャラもいるし、フォイエバータのテクニックも健在だ。クロースライサーといったお決まりの武器もある。ギルドで仕事をもらうというシステムは「IV」と同じだ。バトルモードでは「PSI」のダンジョンの曲が流れる。地下におなじみのケーキ屋もある。皆勤賞のカオスソーサラーも登場し、もちろんラストボスはダークファルスである。タイレル総督は「II」の宇宙海賊タイラーの末裔だとか。地球からのものと思われる武器アギトも話題になった。

PSU」発売後、俺はこれを5年ぶりにプレイしてみたが、改めてこれは革命的ゲームだったことを再確認した。あの当時、ダイヤルアップ接続の時代に、これほどのゲームを創っていたとは。タイトル画面の音楽(音楽はこちらにご用意しました)、決定ボタンの効果音、ワープを表現したロード画面など、その世界観には崇高ささえ感じる。プレイ時間はゆうに200時間を超える。雨の森の中、見知らぬハンターと協力しあって、ドラゴンのところにいくまでの道のりなど、自分が本当に旅をしているような感覚が得られるところは、「PSU」以上のものだった。まさにこれはセガの名作だと思う。

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